■ブラウザー・メールソフトのりかえ案内――シーモンキー(SeaMonkey)

みなさんはまだ、ファイアーフォックスやサンダーバードをつかってますか? わたしはこれらのソフトの最近のユーザーインターフェースデザインをみて、もはや「しおどき」だと判断しました。10年来のながいつきあいだったんですけどね。

たとえばファイアーフォックスのAustralis。たとえばウィンドウズのクラシック表示でタイトルバーが表示されないサンダーバード。どちらも、なんといえばいいんでしょう。ひとりよがり? てぬき?

かわりになりそうなソフトをいくつかためしてみた結果、おちついたのが「シーモンキー」(SeaMonkey)でした。シーモンキーは、ブラウザーやメールソフトなどがひとつにまとまった統合ソフト。レンダリングエンジンに「Gecko」(ゲッコー=ヤモリ)を使用しているので、ごくごくおおざっぱに、ファイアーフォックスとサンダーバードがあわさったようなソフト、といえるでしょう。

そんなわけで「さよなら!ファイアーフォックス・サンダーバード」。そして「こんにちは!シーモンキー」。

このページでは、シーモンキーのインストールから各種の設定まで、ざっくりと説明していきます。

1. ダウンロード・インストール

The SeaMonkey Project「Download & Releases」のページへいって、最新版をダウンロードしてください。各言語・各OSごとにリンクがあります。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、インストールがはじまります。ウィンドウズ7などでは「ユーザーアカウント制御」というダイアログボックスが表示されるので、「はい」をえらんでください。

インストールがおわると、シーモンキーがたちあがります。「既定のクライアント」というダイアログボックスが表示されるので、「OK」ボタンをおしておいてください(「ニュース」のチェックはおこのみでどうぞ)。

2. シーモンキーって……?

シーモンキーは、ブラウザー・メールソフト・HTMLエディター(「コンポーザー」というなまえのソフト)・IRCクライアント(「チャットジラ」というなまえのアドオン=拡張機能)がひとつにまとまった統合ソフトです。

ステータスバーの左下に注目してください。アイコンがいくつか表示されてますよね。これらのアイコンをクリックすると、それぞれのソフトがたちあがります(左から、ブラウザー、メールソフト、コンポーザー、アドレス帳、チャットジラ)。また、メニューの[ウィンドウ]から、それぞれのソフトをえらんでもいいでしょう。

ひとつのソフトをインストールするだけで、たくさんのソフトがつかえる――。これが統合ソフトの便利なところです。PCの処理能力がひくかったころは、統合ソフトの動作もかんまんでしたが、いまはそれほどでもないでしょう(でも、やっぱり、もっさりしてるかも?)。

さて、もうひとつの特徴(?)は、むかしながらのユーザーインターフェースでしょう。

メニューバーなどの左端に注目してください。なんかつまめそうな部分がありますよね。これが「グリッピー」。クリックするとそのバーがたたまれ、再度クリックするともとにもどります。かつての「ネットスケープ」ユーザーにとってはなつかしい「しかけ」かもしれません。

グリッピーからもわかるように、シーモンキーのユーザーインターフェースは、一見すると「ふるくさい」印象をあたえます。実際、タブはアドレスバーの下にありますし、ステータスバーも健在です。でも、ふるくさく感じるかもしれませんが、あまりとまどわずにつかえるユーザーインターフェースでもあるでしょう。

3. ブックマークのインポート

ほかのブラウザーをつかっていたひとは、これまでの「お気に入り」や「ブックマーク」をもってこなくちゃいけませんよね。

もってくる手順は、

ということになります。

HTMLへのエクスポートは、

をえらんでください。

エクスポートしたHTMLファイルは、シーモンキーの[ブックマーク]→[ブックマークの管理]で表示されるブックマークマネージャから、[ツール]→[HTMLからインポート]で指定します。インポートしたブックマークは、「ブックマークメニュー」のなかにはいっています。

4. メール関連のインポート

メールやアドレス帳なども、もってこなくちゃいけないですね。

メールなどは、メールソフトのメニューの[ツール]→[インポート]からインポートします。

インポートできるメールソフトは、サンダーバード(Thunderbird)、ユードラ(Eudora)、アウトルック(Outlook)、アウトルックエクスプレス(Outlook Express)など。

メールやアドレス帳などのデータを一括でインポートできるのはサンダーバード。まあ、あたりまえでしょう。

ほかのメールソフトは、メール、アドレス帳、設定……などを個別にインポートするかたちになります。

5. プロファイル

シーモンキーにも、ファイアーフォックスなどとおなじように「プロファイル」があります。プロファイルとは、そのソフトをつかっているユーザーのさまざまな情報(ブックマーク、パスワード、閲覧履歴、送受信したメール、インストールしたアドオン……)のこと。プロファイルは、ファイルとして「プロファイルフォルダ」に保存されています。

メニューの[ヘルプ]→[トラブルシューティング情報]をえらんでください。

「アプリケーションの基本情報」に「プロファイルフォルダ」という項目があります。「フォルダを開く」ボタンをおすと、現在のプロファイルフォルダをひらくことができます。

PCをあたらしくしたときには、このプロファイルフォルダのなかみを、あたらしいプロファイルフォルダにコピーしてやればいい、ということになります。

◆あたらしいプロファイルをつくる

あたらしいプロファイルをつくりたいときは、メニューの[ツール]→[プロファイルの切り換え]をえらびましょう。これで、プロファイルマネージャがたちあがります。

プロファイルマネージャで、「プロファイルの管理」→「新しいプロファイルを作成」とボタンをおしていくと、あたらしいプロファイルが作成できます。

プロファイルをきりかえたいときは、きりかえたいプロファイルをえらんでから「このプロファイルに切り換え」ボタンをおしましょう。シーモンキーが自動的に再起動して、プロファイルがきりかわります。

6. これだけは設定しておこう

シーモンキーを本格的につかいはじめるまえに、設定をすませておきましょう。各種の設定は、メニューの[編集]→[設定]にまとまっています(こんなところに[設定]メニューがあるのも、いまふうじゃないところでしょうか)。

統合ソフトだけに、たくさんの設定項目があります。ここでは、やっておいたほうがいい設定を紹介しておきます。実際に設定画面をひらきながらどうぞ。

メール関連の設定は、うしろのほうにまとめておきました。

◆「表示」の設定

「表示」の設定は、ブラウザーやメールソフトなど、シーモンキーのすべてのソフトに適用されます。たとえば「ツールバーの表示」を「絵のみ」にすると、シーモンキーのすべてのソフトのツールバーが、アイコンだけの表示となります。

ブラウザーなどのメニューバーやツールバーを右クリックして、メニューの[カスタマイズ]をえらぶと、「ツールバーのカスタマイズ」が表示されます。ここで「小さいアイコンを使用」にチェックをつけると、すっきりしたみためにできるでしょう。

【フォント】

日本語用フォントを、おこのみのフォントにかえておきましょう。筆記体や装飾体は、ゴシック体とおなじにしておけばいいでしょう。

文字がちいさくなりすぎるのはちょっと……というひとは、最小フォントサイズの設定をおわすれなく。わたしは「13」にしています。

なお、フォントの設定は各言語ごとのもの。たとえば、日本語用フォントで最小フォントサイズを設定しても、べつの言語用フォントでは設定されていないので、注意してください。

【配色】

配色の設定は、ブラウザーでは色指定のないページに適用されます。メールソフトではメッセージに適用されます。

◆「ブラウザ」の設定

「ブラウザの起動時」「新しいウィンドウを開いたとき」「新しいタブを開いたとき」の動作を設定できます。おこのみでどうぞ。

【インターネット検索】

「検索エンジンの管理」ボタンをおしてください。“既定ではない検索エンジン”に、キーワードを設定しておきましょう。たとえば、ヤフーのキーワードを「y」などとしておきます。

ここで設定したキーワードは、アドレスバーで検索するときにつかいます。アドレスバーにキーワードを入力して[Enter]キーをおすと、既定の検索エンジンで検索します。ところが、「y キーワード」(yのつぎは、いわゆる半角スペース)と入力して[Enter]キーをおすと、ヤフーの検索結果ページがひらく、というわけです。

【タブブラウズ】

おこのみでどうぞ。わたしは、こんなふうにしています。

みごとにデフォルトの逆ですね(笑)。

「新しいタブを現在のタブのあとに開く」にチェックをつけていると

に、あたらしいタブがひらかれます。これでいいというひとがおおいんでしょうが、わたしはいやなんですよ。視線のうごかしかたが一定しないから。

【リンクの動作】

おこのみでどうぞ。いわゆる「シングルウィンドウモード」ふうにするなら、以下のように設定してください。

【ダウンロード】

ダウンロード履歴の削除のタイミングを設定しておきましょう。この設定は、ファイアーフォックスではできなくなりました。

なお、いまのところ、シーモンキーのダウンロードマネージャは、終了時に自動的にとじないようです(そういう設定はできるんですが、機能しない)。終了時に自動的にとじたい場合は、「■シーモンキー(SeaMonkey)をカスタマイズ」にある「ダウンロード終了時にダウンロードマネジャーをとじる」(CloseDownloadManagerWhenDone.uc.js)というユーザースクリプトをどうぞ。

◆「プライバシーとセキュリティ」の設定

最初の設定では、トラッキングに関する設定をサイトに通知しない、となっています。これでもいいですし、「トラッキングを拒否する」という設定を通知するようにしてもいいでしょう。

【プライバシー情報】

おこのみでどうぞ。

終了時にクッキー(Cookie)を削除するように設定していると、ウィンドウズのシャットダウンやログオフの際、シーモンキーの終了に時間がかかります(シーモンキー2.26、ファイアーフォックス29.0.1で確認)。まっていればそのうち終了するんですが、すぐに終了してほしい場合は、終了時にクッキーを削除しないほうがいいでしょう。なお、アドオンでクッキーを削除する(=シーモンキー本体では削除しない)と、こうした現象は発生しないようです。

◆「詳細」の設定

【スクリプトとプラグイン】

ファイアーフォックスではできなくなったJavaScript関連の設定ができます。「以下のスクリプトを許可する」のチェックは全部はずしたくなるんですが、よく利用するサイトにあわせて設定してください。わたしは、「画像を変更する」だけにチェックをつけてあります。

◆「メールとニュースグループ」の設定――メール関連の設定(1)

メール関連の設定は、2種類あります。1つは「メールとニュースグループ」の設定。これは、メールソフト全体にかかわる設定です。

【通知】

おこのみでどうぞ。

最初の設定の「警告」表示は、けっこうでかいんですよね。わたしは、システムトレイのアイコン表示だけにしています。

【メッセージの作成】

メッセージの転送は「本文に挿入」にしておきましょう。

返信ヘッダの形式は「返信ヘッダなし」でいいでしょう。まあ、「[著者]wrote:」にしたいというなら、それでいいんじゃないでしょうか。

【迷惑メール】

「手動で迷惑マークを付けたときに次の処理を実行する」にチェックをつけておきます。処理の内容は「"迷惑メール"フォルダに移動する」でいいでしょう。

また、「ウイルス対策ソフトに受信メッセージをスキャンさせる」にもチェックをつけておいてください(念のため)。

◆メールとニュースグループのアカウント設定――メール関連の設定(2)

メール関連のもう1つの設定は、メールソフトのメニューの[編集]→[メールとニュースグループのアカウント設定]です。これは、アカウント(メールアドレス)ごとの設定です。

ステータスバーのメールアイコンをクリックして、メールソフトをたちあげましょう。「アカウントウィザード」で、メールアドレスやメールサーバーなどの設定をします。このあたりは、とくにむずかしくはないでしょう。

なお、アカウントウィザードで「サーバ上にメッセージを残す」ようにしていても、アカウントウィザード後の、メッセージの初回受信時に、サーバーにあるメッセージを削除します(POPサーバーで確認)。バグなんでしょうね。

さて、無事にメッセージを受信できたら、メニューの[メールとニュースグループのアカウント設定]をえらびましょう。

まずは「署名」の設定から。これは「署名編集」欄に入力すればいいですね。入力した署名のうえには、サンダーバードとおなじように、「-- 」(いわゆる半角のマイナス記号2つと、半角のスペース1つ)というくぎりマークがつきます。これをはずす設定については、もうすこしあとで説明します。

【サーバ設定】

おこのみでどうぞ。サーバーにメッセージを残したいときは、「ダウンロード後もサーバにメッセージを残す」にチェックをつけてください。

【編集とアドレス入力】

おこのみでどうぞ。

ただ、まあ、「HTML形式でメッセージを編集する」のチェックは、はずしておいたほうがいいでしょうね。あと、わたしは、キャレットの初期状態を「引用部の上」、署名を挿入する位置を「返信部の下(引用部の上)」にしています。

【迷惑メール】

「迷惑メールと判断された受信メッセージを次のフォルダに移動する」にチェックをつけておきましょう。移動先は、おこのみでどうぞ。

なお、「ローカルフォルダ」にも迷惑メールの設定があります。つかわないかもしれませんが、おなじように設定しておくといいでしょう。

【送信(SMTP)サーバ】

アカウントウィザードで設定した送信サーバーが登録されているはずです。その送信サーバーをえらんで、「編集」ボタンをおしましょう。

ポート番号がなぜか「1」になっているので、適切な番号にかえておいてください(実際には既定値に設定されているのかもしれませんが)。ニフティだと「587」をすすめてますね。

7. もっとこまかく設定する

シーモンキーで設定できる項目は、まだまだあります。

ブラウザーであたらしいタブをひらいて、アドレスバーに「about:config」と入力してください。「動作保証対象外になります!」などというメッセージが表示されますが、「次回もこの警告を表示する」のチェックをはずして、「細心の注意を払って使用する」ボタンをおしましょう。

これがこまかい設定をおこなう「設定エディター」。ここからじゃないと設定できない項目がたくさんあるんですね。そんな項目のうち、設定しておくと便利なものをいくつか、紹介しておきます。

なお、設定エディターで設定をかえたら、念のため、シーモンキーを再起動してください。

◆署名のくぎりマークをつけない

設定エディターの検索欄に「signature」と入力すると、「mail.identity.default.suppress_signature_separator」という設定が表示されます。設定をダブルクリックして、値を「true」にかえてください。これで、署名のうえのくぎりマークはつかなくなります。

◆受信メールの引用部分の記号を「>」にする

引用部分の記号には「|」が使われているんですが、これだといまいちですよね。そんなわけで、検索欄に「graphical」と入力。表示された設定の「mail.quoted_graphical」をダブルクリックして、値を「false」にかえます。これで、引用部分の記号が「>」になります。

◆タスクバーに表示される項目をウィンドウだけにする

ウィンドウズ7で、タスクバーのシーモンキーアイコンに表示される項目は「ひらいているタブ+ひらいているウィンドウ」になります。タスクバーのプレビュー(サムネール)表示が有効になっている状態で、たくさんのタブをひらいていたりすると、ちょっとこまったことになりますね。

そんなときは、設定エディターの検索欄に「previews」と入力。表示された設定の「browser.taskbar.previews.enable」をダブルクリックして、値を「false」にかえます。これで、シーモンキーアイコンに表示される項目は「ひらいているウィンドウ」だけになります。

8. アドオンをつかってみよう

シーモンキーも、ファイアーフォックスやサンダーバードとおなじように、アドオン=拡張機能がつかえます。シーモンキー用のアドオンは「Add-ons for SeaMonkey」から入手できます。

もっとも、「Add-ons for SeaMonkey」をながめてみればわかるように、シーモンキー用のアドオンは、あまりおおくないですね。ソフトウェアのこまかい仕様がちがう以上、ファイアーフォックス(あるいはサンダーバード)用のアドオンがそのままうごくとはかぎらないので、しかたのないところではあります。

ファイアーフォックスやサンダーバードでつかってきたアドオンが、シーモンキーに対応していない、というときは、

のどちらかしかありません。

とくに、ファイアーフォックスでタブ関連のアドオンをバリバリつかってきたひとは、シーモンキーをあきらめるしかないかもしれませんね。ファイアーフォックス用のタブ関連のアドオンは、シーモンキーでは基本的にうごかないようですから。

わたしは、タブ関連のアドオンはつかっていませんでした(正確にいうと、つかうのをやめていました)が、「ScrapBook」を便利につかっていました。残念ながらScrapBookはシーモンキーには対応していなくて、どうしたもんかなあ、となやんだんですが、けっきょくのところ、ScrapBookをあきらめた、というわけです。

ちなみに「mozdev.org - xsidebar」では、シーモンキー用に改造したアドオンを配布しています(「mozdev.org - xsidebar: modifiedmisc」)。ご参考まで。

それはともかく、シーモンキー用アドオンのなかから、ここでは、

を紹介します。このアドオンは、サンダーバードとシーモンキーに対応しています。

◆スマートテンプレート4(SmartTemplate4)

スマートテンプレート4は、「SmartTemplate4 :: Add-ons for SeaMonkey」から、インストールしてください。

シーモンキーが再起動したら、メールソフトをたちあげて、ステータスバーの右端に注目。スマートテンプレート4のアイコンが表示されてますね。このアイコンをクリックすると、設定画面が表示されます。

スマートテンプレート4では、すべてのアカウントに共通するテンプレートと、アカウントごとのテンプレート――を作成できます。ここでは最初の設定のまま、共通設定をつかうことにします。「差出人」を「共通設定」にして、「詳細設定」ボタンをおしましょう。

そうすると、こんな画面が表示されました。左側でテンプレートなどを作成し、右側でスマートテンプレート4のこまかい設定をするようになっています。

新規メールについてはテンプレートのみ、返信メールと転送メールについてはテンプレートと引用ヘッダ――を作成できます。テンプレートや引用ヘッダは、「%from%」などの変数をつかって記述するんですが、いきなりじゃよくわからないですよね。右側の「変数」タブや「テンプレート例」タブを参考にしてみてください。

とりあえず、こんなテンプレートをつくってみました。引用ヘッダはすべて空欄。ただし、返信メールの引用ヘッダだけ「既定の返信ヘッダの代わりに使用する」にチェックしています(要するに、空白を使用する、ということ)。

どんなふうになるかは、実際にメールを作成してみるといいでしょう(うっかり送信しないようにしてくださいね)。

9. テーマをつかってみよう

シーモンキーは、みためをかえるテーマもつかえます。テーマには2種類あって、1つはたんなる「テーマ」。テーマでは、メニューバーからタブバーまでと、ステータスバーのみためをかえることができます。

もう1つは「完全テーマ」。完全テーマでは、(設定画面などもふくめた)シーモンキー全体のみためをかえることができます。

どちらのテーマも、「Add-ons for SeaMonkey」から入手できます。

また、シーモンキーのメニューの[表示]→[テーマを適用]から、[テーマを入手]をえらぶと「Add-ons for SeaMonkey」の「完全テーマ」のページが、[壁紙を入手]をえらぶと「Add-ons for SeaMonkey」の「テーマ」のページが、それぞれブラウザーでひらかれます。

「テーマ」のページでは、サンプル画像にマウスポインターをのせるだけでみためがかわります。

    *
シーモンキーのインストールから各種の設定まで、ざっくりと説明してきました。とりあえずはこれだけで、なんとかつかいはじめられるでしょう。ブラウザーのデータマネジャーとか、コンポーザーとか、便利な機能はまだまだたくさんあります。そのあたりは、ぜひ、みなさん自身でためしてみてください。